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Vol.36
2/Jan 2005
FAQ: Detail of 2.5inch Hard Disks (archives 2)

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60 gigabyte FDBPM 4200rpm 30G/p


東芝MK6021GAS
75.5Mbit/mm2

4200rpm
2M/cache

 

1プラッター30ギガバイトを実現、従来の1.5倍の密度となった。2002年7月で市販されるハードディスクの中では、最高の記憶密度。回転速度やキャッシュ容量は、IC25N040ATCS05やMK4019GAXなどと比較すると、一世代前と言えるが1.5倍の記憶密度が高速化に寄与していた。

すでに上位モデルが安価に入手できる現在は、選択する必要は無いだろう。

60 gigabyte FDBPM 4200rpm 30G/p


FUJITSU MHS2060AT
85.1Mbit/mm2
304.8Mb/s
4200rpm
2M/cache
 
1プラッター30ギガバイト、ドライブ密度のスペックは最も高い。バッファーを2メガしか搭載していない点と、同じ容量で5400rpmを実現した東芝MK6022GAXを見てしまうと、性能的には後塵を期すだろう。PowerBook G4 (1G/867MHz)で標準装備されている。

性能的には、連続読み出し速度は22.04メガバイト/秒、連続書きだし速度は21.06メガバイト/秒で、30ギガプラッターとしては標準的な結果をしめしている。もちろん前世代よりも性能は高い。バッファーヒット部分の立ち上がり方などを見ると、コントロール基板の性能が低い、もしくはキャッシュ設計が東芝、IBMと異なる印象を受ける。回転音はきわめて静かで、アクチュエーターの音もほとんど聞こえない。静寂性としては大変優秀と感じた。(上記計測は30ギガバイト程度使用した状態での測定であり、最高値ではない)

40 gigabyte FDBPM 8Mbyte/cache 5400rpm 20G/p


IC25N040ATCS05
Travelstar 40GNX

54.4Mbit/mm2
297Mb/s
5400rpm
8M/cache

 

2.5インチハードディスクは2002年初頭、各社1プラッター20ギガバイトで横並びだった。密度をそのままにして5400rpmに向上させることで、アクセス速度を向上させたのがIBMのTravelstar 40GNXと東芝のMK4019GAXである。

龍星氏と岡田氏が早速PowerBook G4に装着し、ベンチマークテストを送ってくれた。結果は予想通り強化された8メガバイトのバッファーにヒットする領域では、PowerBook G4のKeyLargo ICの最大スループットに近い60メガバイト/秒を実現している。また、バッファーを超える部分でも読み書きとも24メガバイト/秒付近の性能を発揮していることがわかる。龍星氏は他には、測定条件を何通りか変更した結果を送って頂いたがいずれも非常に優秀な値だった。

すでに上位モデルが安価に入手できる現在は、選択する必要は無いだろう。

40 gigabyte FDBPM 20G/p


IC25N040ATCS04
IC25N030ATCS04
IC25N020ATCS04

54.4Mbit/mm2
130〜245 Mb/s
もしくは
125〜241 Mb/s
4200rpm
2M/cache

 

IC25N04ATCS04

IBMがリリースした1プタッター20ギガバイトのドライブ。面積あたりの最大データ密度は東芝と同じ54.4Mbit/mm2であるが、線密度が違うため東芝より連続読みだし速度が劣る。その分トラック密度が高いので、実際の動作フィーリングは使い比べてもわからないかもしれない。

谷川氏が測定したベンチマークテストは外部FireWireから起動したPowerBook FireWireで測定したもので、フォーマット直後の理想的な状態での測定。連続読み出し速度は20.42メガバイト/秒、書き込みが17メガバイト/秒だった。ピーク速度に関してはnak氏が測定した、データを格納した状態の測定では60メガバイト/秒を達成している。全体にTravelstar 60Hよりも若干下回る結果となった。

流体軸受けの東芝MK4018GASと、性能的にも価格的にも選択に迷うところだった。

2003年10月時点ではカタログ落ちしている。

IC25N030ATCS04

山崎氏から送って頂いたデータは大変いい物であった。測定方法はPowerBook G4 550で、1.2GのパーテーションにMacOS 9.2.2のみインストールして測定したものとのこと。比較的小さなパーテーションがベンチマークに良い結果を生んだようだ。IC25N030ATCS04はIC25N040ATCS04と同じラインナップの製品で、2枚のディスクのうちの3面を利用したもの。連続読み出し速度は20.16メガバイト/秒、書き込みは21.11メガバイト/秒に達している。測定結果としては他の1パーテーション、未使用状態とは違うため参考としてほしいが、十分な性能を持っていることは確かのようだ。

デフォルトのFUJITSU/MHN2200ATと比較すると若干シーク時の『カリカリ』音が大きいとのこと。

Enhanced Availabilityモデルです。通常保証されているのは一日平均10時間程度、read/write比が20%程度の使用が想定されています。Enhanced Availabilityモデルはサーバー用途に設計され、24時間連続稼働、read/write比を50%での性能保証を目標にしてあります。そのため、Active IdleとLow Power idleモードがありません。APM Tunerでパフォーマンスを高く設定した状態に似た動きをするでしょう。(実物が無いので、細かい省電力アルゴリズムまではわかりませんが、消費電力は若干上昇するでしょう)消費電力のスペックは変わらないのですが、こうした信頼性をあげてあるというこは、ファインチューンしてある(連続動作時の発熱を押さえるなど)と予想されます。

40 gigabyte 5400rpm 16Mbyte/cache FDBPM 20G/p


東芝MK4019GAX
54.3Mbit/mm2

5400rpm
16M/cache

 

2.5インチハードディスクは2002年初頭、各社1プラッター20ギガバイトで横並びだった。密度をそのままにして5400rpmに向上させることで、アクセス速度を向上させたのがIBMのTravelstar 40GNXと東芝のMK4019GAXである。

Travelstar 40GNXとの違いはバッファーを倍の16メガバイト搭載していること。転送速度を考えると優に500ms分のバッファーを持つことから、スピンアップ時のタイムラグが小さくなるのではないかと期待できる。省電力機能がIBMと異なるが、こうした違いがバッファーの大きさで吸収される可能性がある。

実際のベンチマークテストは広島のmicky氏がPowerBook FireWire 500で測定して添付して頂いた。単一パーテーション、Restore CDでリストア直後の値とのことである。IBM Travelstar 40GNXと比較するとバッファー格納領域での書き込み速度が全体に高い。ハードディスクの機械的性能を見る連続転送速度はすでにExpressPro-Tools 2.7では測定でき無いほどである。アクセス音、シーク音ともにMK4018GASと非常に似ているそうだ。

2003年10月、より高密度な5400rpmモデルの価格が下落しているため、特にこの機種を選択する必要は低いだろう。

40 gigabyte FDBPM 20G/p


東芝MK4018GAS
54.3Mbit/mm2
156.9〜290.4 Mb/s
4200rpm
2M/cache

 

MK4018GASはMK4018GAPの軸受けを流体軸受けにしたもの。

1プラッター20ギガバイトであり、最大記憶密度が54.3Mbit/mm2は現在でも最高レベル。回転速度は4200rpmであるが、連続読み書き速度は十分高速であり、メディア転送速度も4200rpmモデル中最速である。TAK.氏よりお送りいただいたベンチマークテスト結果を紹介する。 連続読み込み速度は22.06メガバイト/秒、連続書き込み速度は21.64メガバイト/秒と最速クラスの結果であった。

流体軸受けのIC25N040ATCS04と、性能的にも価格的にも選択に迷うだろう。コストパフォーマンスは高く、安価に増設したいなら最適。

注意点はプロダクトナンバーでA,B,P,Qはパワーブックで使用可能で、FとLは使用できない。

東芝製HDが起動ディスクに出来ないのはなぜ?

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