A:ハードディスクの交換作業は途中まではAirMac cardの交換と同じです。 取り付けることのできるハードディスクは厚み12.5mmまでの2.5インチハードディスクです。 522_bottom caseの取り外しは、AppleからPDFファイルがリリースされ、たいへん詳しくかかれています。私はバッテリーハウジング手前、左側と本体右角、それとバッテリーハウジング手前右側(本体右手前角)と本体左奥角のように対角線に手をかけ、交互に少しずつ手前にずらすようにおこないました。根気よく力を均等に掛けると、ほとんど力を要することなくボトムケースは取り外せるはずです。 説明書にあるようにインシュレーターを取り付けたままハードディスクを装着することは、厚み9.5mm程度の薄型なら可能のようですが、12.5mmのハードディスクを取るつけるには、DVD-ROMを取り外したとしても困難です。 | 524_paste with tapeで後からねじ止めする方法をとると、トルクドライバーが長い場合、斜めにねじが装着されるおそれがあります。この場合、短いドライバーを捜すか、なければ握り手の細いものを用意し、最初は2mmの精密ドライバー(マイナス)であたりをつけ、最後にトルクスで本締めするとうまくいきます。 ボトムケースの取り付けは、まず手前をあわせ、バッテリー端子付近の爪をあわせ、最後に後側へスライドさせてねじ止めします。簡単に曲がってしまうので、作業には十分注意してください。 ねじをしめる順番は、前述のPDFファイルにもかかれていますが、少し奥側へずらすように力を掛けながら、ねじ穴がきちんと穴にあうように押さえつつ、取り付けると良いようです。 内蔵したハードディスクはまずフォーマットが必要です。ただし、FireWire経由でフォーマットすると内蔵後起動ディスクなりませんので注意してください。 | 基本的にはSystem CDで起動して、ドライブ設定でフォーマット後、システムをクリーンインストールすることが望ましいです。 12/May 2002 追補 PowerBook G4 DVIモデルはハードディスク固定方法に変更がありました。フレームの一部の材質が変更され、脱着が可能です。525_ PowerBook G4 DVI HardDisk cageに示したように、2カ所のトルクスねじを取り外すことで、ストレスなく、確実に脱着できます。 最後に、ハードディスク交換作業で生じたトラブルは保証されず、自己責任となりますので、自信のないかたは避けることが望ましいと思います。 謝辞 株式会社アミュレットの鈴木氏には、テープ固定のアイディアを伝授していただきました。この場を借りまして御礼申し上げます。 |