PowerBook G3 Series 1999、Lombardのコードネームを持つPowerBook G3 333/14と400/14の2機種あります。特に400モデルはMPEG2ハードウェアデコード回路をロジックボードに内蔵し、安定したDVDビデオ再生機能を持っています。近い将来、BlueChipなどのアップグレードカードの発売もささやかれており、内蔵ハードディスクの交換が増えると予想します。
交換作業の方法を順にお示ししました。図中ではCPU ドータカードを取り外して作業をしましたが、取り外さなくても作業は可能です。
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取り外さない場合、ハードディスクデータソケットの脱着作業が、狭いのでやや難しいともいえますが、大きめのピンセットなど、工具をそろえれば簡単でしょう。
CPUドータカードの脱着作業で接触不良など別の問題が発生するおそれもありますので、ドータカード脱着作業を予定しているかたは、脱着作業の手順を確認してから行ってください。
ハードディスクブラケットは、ヒートシンクで押さえられる格好になっています。また、プルタブはヒートシンクの下にしまう形になります。ヒートシンクが所定の位置に落ち着いたことを確認してから、キーボードを戻してください。
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不完全ですと、キーボードの浮きが起こり、持ち運びの時に液晶面を傷つけることがありますので注意しましょう。
内蔵したハードディスクはまずフォーマットが必要です。ただし、FireWire経由でフォーマットすると内蔵後起動ディスクなりませんので注意してください。基本的にはSystem CDで起動して、ドライブ設定でフォーマット後、システムをクリーンインストールすることが望ましいです。
PowerBook G3 Seriesに換装可能なHardDiskの種類について
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