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21/Dec

ONKYO MSE-U33

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910_ONKYO USB DIGITAL AUDIO PROCCESSOR MSE-U33

910_ONKYO USB DIGITAL AUDIO PROCCESSOR MSE-U33

USB経由で接続するDIGITAL AUDIO PROCCESSOR MSE-U33。アナログ音声の入出力を引き受け、iBookなどアナログ音声入力がない機種でも音声入力が可能となる。MSE-U33には光デジタル入出力などのインターフェースは搭載されないが、11500円という手軽な価格と、つぼを押さえたバンドルソフト群が魅力的である。

911_ONKYO USB DIGITAL AUDIO PROCCESSOR MSE-U33

本体は130×29.6×30mm、160gと小型で、色はiMacカラーが選択できる。上位機種のMSE-U33HBはUSBハブ機能を搭載しているが、AUDIO PROCCESSOR部分の使用に限って言えば消費電力は約90mAと、USBバスパワーのみで十分である。

911_ONKYO USB DIGITAL AUDIO PROCCESSOR MSE-U33

912_ Electronic circuit

912_ Electronic circuit

基板の右側3分の1程度がAUDIO回路である。その対局に電源ようのレギュレターが配され、ゆったりと部品が配置されている。基板表側全体を覆うごときGNDは、ノイズへの配慮であろう。ハブ機能用のICが装着されていないため、全体的に閑散とした雰囲気がある。サンプリング周波数は48KHz以下、周波数特性は0.3〜20kHz(+0/-0.5 dB)、SN比は100 dB、全高調波歪率0.002%(1kHz,0dB)とスペック的には優秀である。

913_PowerBook FireWire Screamer IC

 

913_PowerBook FireWire Screamer IC

PowerBook 2000 (FireWire)のSound card。Screamer ICと呼ばれるカスタムチップとAC電源ポートが同居してる。スピーカーシステムやマイクといった部分を除く、デジタル部分の性能は、周波数特性 20Hz〜20KHz(+0/-3db)、SN比は85dB、全高調波歪率0.05%(1kHz,0dB)である。ノートブックパソコンの音声特性としては充分であるが、本格的な視聴には不満がでるかもしれない。

914_PEAK LE 2.1

バンドルされるPEAK 2.1のライトエディション。DSP処理27種のうち、Change Gain,Convert Sample Rate,Invert,Fade In,Fade Out,Gain Envelope,Mix, Normalize, Reverse Boomerang, Reverseの10種のみ使用が可能で、プラグインも全てDEMOバージョンであるなど、制約は大きいが、3つまでのAdobe Premiereの音声プラグインを使用できたり、音声の保存、強力なUndo機能など、プライベートユースには充分であると感じた。

914_PEAK LE 2.1

915_DSP fanction

DSPの中で、例えばChangee PitchやChange Duration, Repair Clicks, Remove DC Offsetなど、便利そうな機能は使用できないが、Gain Envelopeを使えば、フェードアウトのスピードを調節できるだけでなく、修飾も可能である。プロ用途は無理でも、音声を少し扱いたいユーザーには充分なのでは無いかと感じる。日本語マニュアルもPDFファイルでCDに収録されている。

915_DSP fanction

916_ WebSynth D-77

916_ WebSynth D-77

PCM方式のソフトウェアシンセサイザー、パート数16トラック、最大発音数256音、音色数は674、対応MIDIメッセージはGM/GS。MIDI IN 速度が50〜500ms以下と、最大遅延が長めなのが気になる。サンプリングレイトは44.1KHz/22.5KHzの切り替え、Effectとしてはドラムセットは15、リバーブとコーラスのオンオフが出来る。


Macお宝鑑定団全日本Mac系大忘年会910_ONKYO USB DIGITAL AUDIO PROCCESSOR MSE-U33を提供受けたので、御紹介いたします。

外観は911_ONKYO USB DIGITAL AUDIO PROCCESSOR MSE-U33にあるUSB接続コードと、ソフトウェアCD、トランスルーセントのオーディオケーブルが付属しています。AC Adaptorは付属していませんが、USBバスパワーで充分動作し、もちろんPowerBook G3 Series 1998(Wallstreet)と、USB CardBus PCMCIA CardであるUNION Bros.のBH004でも音を出すことが出来ました。*1

対象機種に「PowerBookやiBookなど最初からUSBが装備されている機種」とされていますが、MSE-U33が接続したまま、PowerBookを起動すると、起動中にフリーズしてしまう問題があり、起動後に装着すれば回避できます。ただ、MacOS 8.6ではUSB Card Support 1.4.1をインストールしていても、MSE-U33を認識できず、MacOS 9.0.4へのバージョンアップが必要になります。

PowerBookは1998年モデルから最新の2000年モデルまで、音声回路はScreamer codec ICと呼ばれるカスタムチップで構成され、913_PowerBook

FireWire Screamer ICにあります。このSound CardにはACプラグなど、電源回路の一部が併設されており、性能的にもややMSE-U33よりも劣ります。

ハードウェアとしては単純にScreamer ICのやっていることをUSB経由で外に出しただけですが、全体に歪みが小さく、低音域での特性がすぐれており、描写の細やかな音が得られました。さらに、バンドルされている二つソフトウェアにより、ポータブル環境で、ステレオセットに接続しても満足できるシステムが構築できます。

914_PEAK LE 2.1は音声波型エディタです。フルバージョンと比較すると、使用できないコマンドが沢山あるのは仕方がありませんが、915_DSP fanctionのように細かいGainの調節が可能であるとか、波型の谷の部分を自動選択する機能により、編集時のクリック音を防ぐなど、基本的な部分では十分な性能があります。またMP3フォーマットの読み書きが可能で*2、アナログデータのファイリングなどに活用できるでしょう。

916_ WebSynth D-77はOpen Music System対応のソフトウェアシンセサイザーで、QuickTime音源との差し替えも可能です。QuickTimeがGM音源にしか対応

できないことと比較すると、GSメッセージにも対応するだけでなく、音の質感が全くと言っていいほど違います。一つ一つの楽器のキャラクターが引き立ち、QuickTime音源で聞かれる、音の無意味な混和(正確に波長が合ってしまうことで、断続的に定位が混乱する)よるストレスがない、自然な楽曲が楽しめます。

つのソフトウェアのバンドルがあり、Wallstreetでは起動時の制約があるものの、標準では得ることの出来ないクリアサウンド、11500円という比較的安価な価格設定は、音楽機器の入門製品として高い評価ができるでしょう。

さいごに

全日本Mac系忘年会参加のみなさまお疲れさまでした。有志スタッフの方々はご苦労様でした。また来年もお会いしましょう。

#1 MacOS 9.1で利用する場合、FAQ: MacOS 9.1とUSB CardBusで音声デバイスが利用できますか?も参照して下さい。

#2 PEAK LE with MP3を参照してください。

21/Dec

PEAK LE with MP3

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917_PEAK LE 2.1 Folder

917_PEAK LE 2.1 Folder

PEAK LE 2.1をインストールしただけでは、MP3のエンコードは出来ない。SoundEdit16 SWA Updates.seaをダウンロードし、解凍して出来たフォルダーのSoundEdit 16 SWA Xtras Folder内部にある、SWA Export XtraとSWA Settings (SE16) Xtraを、Peak Plug-insの中へコピーする必要がある。

918_PEAK LE with Shockwave Extra Save panel

 

918_PEAK LE with Shockwave Extra Save panel

SWA Export Xtraが組み込まれたPEAK LE 2.1では、「save as」コマンドのFile type設定にShockwave swaとMP3が選択できるようになる。

919_MP3 setting panel

919_MP3 setting panel

MP3形式で保存する前には、Bit Rateの変更、曲名、アーティスト名などの諸元を入力するパネルが現れる。もちろん作成されたファイルは通常のMP3デコードプログラムで再生が可能である。


PEAK LE 2.1でMP3を取り扱うまえに、まずUSB経由での連続取り込み時の不具合を解消するため、PEAK LE 2.1本体を2.1cへバージョンアップする必要があります。

ONKYOのDownloadページのPEAK LE 2.1c.sit

また、最初からUSBポートがある機種で、MSE-U33をUSBポートに差し込んだまま起動して不具合が有る場合は、

The Multimedia Update 1.0v1.1

でApple Audio Extension 1.0.5へアップする必要があります。

にmacromedia社より、SoundEdit16 SWA Updatesをダウンロードします。

SoundEdit16 SWA Updates

917_PEAK LE 2.1 Folderのように、解凍して出来たフォルダーのSoundEdit 16 SWA Xtras Folder内部にある、SWA Export XtraとSWA Settings (SE16) Xtraを、Peak Plug-insにコピーして下さい。Save as..コマンドで918_PEAK LE with Shockwave Extra Save panelのようにMP3フォーマットが選択できるようになります。

6/Jul

MSE-U33 with Mac OS X

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PowerBook G4で調査しましたが、MSE-U33を使ってMac OS X 1.0.4で音声の入出力が可能でした。入力切り替えは特に意識することなく、USBオーディオが接続されている場合、優先されました。

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Medical macintosh (c) 1998,1999,2000,2001,2002

Written/Edited by Y.Yamamoto M.D.

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