BlueChipリコールのアナウンスが2001年10月に米国で紹介されました。この件についてPowerLogix Japan社の長門氏に電話インタービューいたしましたのでご報告いたします。
Q: リコール対象は日本ではありますか?
国内でも発売当初、動作不安定を示す物があり、それがある製作工場の、あるロットであることが判明しました。既に、不具合のあるユーザーには、交換という形で対処しており、対策前のBlueChipは残っていないと考えています。
Q: メモリの相性が厳しく、メモリを交換しても不安定であったBlueChipは、問題のロットであると考えてもよいですか?
最初にROMのインストールができない。また、対策メモリを搭載しても動作が不安定なBlueChipの不良の原因が、この問題であると認識しています。
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Q: アメリカ本国ではリコールという形で、ユーザーに連絡があったようですが、日本ではどういう形で行われますか?
そもそも、アメリカ本国でのリコールは、PowerLogix Japanからのフィードバックで行われた経緯があります。不具合の告知をおこなうべきだと、助言しました。日本国内では、既に対策が済んでおりますが、今回の件についてPowerLogix Japanホームページ上でも明日以降、告知する予定です。
Q: 不具合のあるユーザーにはどのような形で対処される予定ですか?
万が一、不良ロットに関連する不具合であれば、これまで通り交換という形で対応いたします。また既に、ほとんどが交換済みです。
Q: 今後、このような不良ロットが販売されてしまう危険性に関してはどのように対処される予定ですか?
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BlueChipはご存じの通り、半完成品という形で販売され、ユーザーの手で動作が初めて可能となります。そのため、動作チェックが大変難しいという事実もございます。この点に関しては、PowerLogix社として製品品質を確保する技術を確立していきます。PowerLogix Japanとしては、不具合に対して迅速で確実な対応を約束します。
Q: 最後に、今回の件とは別となりますが、今後のBlueChipの展開はどうなりますか?
BlueChip LSのお話ですね(笑)。はい、着実に開発が進んでおります。販売できる直前にお知らせすることができるでしょう。
今日はありがとうございました。
(2001年10月10日)
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