31/Mar.

MP3(3)

前にお伝えした(1PONTIS GmbHのポータブルMP3プレイヤー、MPLAYER 3(2が日本でも手にはいるようになりました(3110×18×70mm,90g,29800円、表面は艶消しのプラスチックですが、質感はまぁまぁ、剛性感もありますが、音質についてはデモ機にイヤホンが無かったので確かめることは出来ませんでした。

ハードウェア的には将来発売されるだろう128MByteのフラッシュカードをサポートすると明言しています(2このマルチメディアカード(MMC)呼ばれるフラッシュROMカードはスマートメディアよりも一回り小さく、ほんの少しだけ厚みのあるカードです。現状での入手経路はとても限られていると言わざるおえないでしょう。パンフレットによると同じ規格でROS(Record On Silicon)というCDに変わる次世代音楽メディアとしてROMカード規格が提唱されているということです。

fig.1 POINTS MP3 player
フロンティア神代で取り扱っているPOINTSは、シリアルインターフェースケーブルが付属し、Windows用のドライバーが付属しています。またパラレルインターフェースとフラッシュカードコネクタが一つになったインターフェースもオプションで用意されているようです。ドッキングステーションではなく、パラレルアダプターから直接メディアに書き込むことが出来るそうです。まだ実物はありませんでした。

残念ながらMacintosh対応版は開発中であり、入荷については検討中ということでした(4ある情報筋によると、マック用ドライバーは別売りであり、相当高価なものになると言うことです。

参考

  1. MP3(2),PONTISのマック用MP3プレイヤー、26/Dec 1998
  2. PONTISTechnical Specifications
  3. フロンティア神代:秋葉原店トップページ
  4. フロンティア神代:秋葉原店店頭にて確認

28/Mar.

Charge battery

最強アンケートにsox氏は、”「最強」でもなく「魅力」もないが、「使える」のはデュアルバッテリではないか、と思っています”と意見を述べられました(1

PowerBook G3 Seriesはこの意見に大いに答えているという事実をここに一つ取り上げましょう。

スリープさせずにコンピュータを使いながら充電する場合、PowerBook G3 SeriesのPMU(Power Management Unit)は13Wの電力を充電に振り分けます。ところが、Expansion Bayに二つのbatteryが搭載されている場合、18Wの電力を振り分けるようにプログラミングされているのです(2

しかし、もしPCMCIAカードが挿入されている場合、3Wの電力はPCMCIAカード用に確保されてしまうので、減ってしまいます。

Expansion Bay,PCMCIA
charge battery power

battery×1、PCMCIA Card×1〜2

10W

battery×1、PCMCIA Card×0

13W

battery×2、PCMCIA Card×1〜2

15W

battery×2、PCMCIA Card×0

18W

batteryを両方に挿入した場合、左側を先に充電を開始し、右側は後回しになります。もちろん本体の電源を切るかスリープさせれば一つ2時間で充電が出来ますが、使いながら充電する場合、最悪4時間30分かかることになります(2

参考

  1. 最強アンケート:sox氏よりのご意見
  2. Tech Info Library:PowerBook G3 Series: Battery and Power

27/Mar.

Drive Setup 1.7.2

1月5日にYosemiteシリーズ新Power Macintosh G3 series 青/白)の発売に伴いDrive Setupを1.6.2から1.7へバージョンアップし、ドライババージョンが3.1.4から3.2へアップしました(1

今回22日に発表されたDrive Setup 1.7.2では、ATA Driverがさらに3.2.1へ変更されます。appleによると、PowerBook G3 Seriesの内蔵ディスクに対してDriver Updateをすべきであるとされています(2。外見上の変化は乏しく、 ATA Diskのローレベルフォーマットがメニューから選べなくなりました。秋山先生のコメントでは「データを0にする」オプションが同意であるそうです。それはそれとして、私はバッテリー駆動中や、省エネルギー設定のスピンダウンがイネーブルになっているなど、PowerBook上で不用意にローレベルフォーマットすることは、得策とは言えないと考えます。

Latest Driver & Updaterのコーナーで色分けを行いました。ストックで購入したPowerBook G3 Seriesに対して推奨されるアップデーターは下に示すとおりとします。

Drive Setup 1.7.2

本国仕様ドライブ設定最新版。PowerBook G3 seriesで使用すると、Drive Setup 1.6.2と比較するとディスクドライバーのバージョンが3.1.4からDrive Setup1.7.2では3.2。1へアップする。

27/Mar

Drive Setup 1.7.2

参考

  1. Drive Setup 1.7,11/Jan,1999
  2. Drive Setup,Document #11303

25/Mar.

Speed up

MacOSの処理速度を増加させるアイテムとして、ポピュラーなものにSpeed Doubler 8があり、最近注目すべきソフトとしてROAMがあります(1,(2,(3,(4,(5。これらの組み合わせが実際のところ速度上昇に繋がるのか、検証することにしました。

目的:通常使用に最も近い状態での検証を行い、どの組み合わせが速度向上に最も効果的であるか検証する。

方法:計測は外部より手動で掛かった時間を計測した。アプリケーション起動時間はNetscape Communicator4.5の起動に掛かる時間を計測し、一度目と二度目ではディスクキャッシュにより差が生じる為、2度にわたって計測している。File copyは2250個、計425MByteのファイルを、内蔵ハードディスクより、右側のExpansion Bayに挿入したTravelstar 6GT(DADA-26480)を内蔵するXcarEt Media Bay Hard Driveに対しコピーするのに掛かった時間を計測した。さらに同ファイルを消去するのに掛かった時間も同様に計測した。すべての計測は、再起動から決められた順番で行い、計測にばらつきが出ないように考慮した。

結果:全ての結果は、小数点以下1桁までを有効数字として、掛かった時間を記録し、Speed Doubler 8およびROAMを組み込まない状態での時間を基準とした相対値としてもとめた。数字の大きなものほど高速である。

結論:Speed Doubler 8のFaster file Copyingを許可すると、逆に速度は標準の半分以下に低下することが判った。総合的にみて、最も高速なのは、Faster emulationとROAMの組み合わせで、ファイルピーでは11%の速度向上が認めらた。ROAMのみでも、僅かではあるが速度向上があることも再度確認した。

参考

  1. ROM Accelerator
  2. ROAM(4),17/Mar 1999
  3. ROAM(3)、10/Mar 1999
  4. ROAM(2)、3/Mar 1999
  5. ROAM、25/Feb 1999

23/Mar.

Best of PowerBook?(2)

「最強のパワーブックを創る」アンケートでは、安定動作にも気を配りました。すでにロードテストととして、現状の組み合わせは特に不安定になることなく、熱暴走などの不都合も出ていません。このホームページも全て、この「Mobile DVD Video System」と同じ状態で作業をしています。その処理速度の一つの指標として、下に相対的な値を示します。System infoの推奨する状態、すなわち8bitカラー、128Kbyteのディスクキャッシュにて測定されています。PowerMacintosh (B/W)400はMacOS 8.5.1、PowerBook G3 Seriesは発売当時のMacOS 8.1を、PowerBook 2400c/180は漢字Talk7.5.1で測定された結果です(1

参考

  1. The Norton Utilities 4.0,1994-1998 Symantec Corp. All rights reserved.

22/Mar.

Best of PowerBook?

暑さ寒さは彼岸までと申しますが、確かに気温が上昇し、その分Die-junction温度が高くなったようにも感じます。

マッキントッシュ関連トップページ(現在のページ)の右上には、緑のリンクエリアがあり、そこにDie-junctionアンケート集計結果があります。

さて、新たに「最強のパワーブックを創る」アンケートを開始いたしました。これは、広く意見を募り最強のPowerBookを模索するページです。一応本体から大きくはみ出るアイテムは却下としました。あくまでもモバイルワークステーションとして、その処理能力と可搬性のバランス点を模索し、「最強」を目指します。

手始めとして、私が検証し実働する組み合わせを提示し、投票ボタンを用意しました。手動集計のため、結果はすぐには反映いたしませんが、ふるってご参加下さい。

また、ページ最下部に意見を書き込めるエリアをもうけてあります。意見お待ちしています。

 

Medical macintosh (c) 1998,1999,2000,2001,2002

Written/Edited by Y.Yamamoto M.D.

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