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機能拡張書類になって2度目のバージョンアップが昨日行われました。今回のバージョンアップでPowerBook G3 Seriesにおいて、Speed Doubler 8.1.2とのコンフリクトは解消されました(1。 しかし、まだ制約は有ります。まずPCIコンフィグレーションのMacintosh(含PowerBook G3 Series)では、RAM Doublerとの共存は出来ません。また、添付文章を読むと、仮想メモリとSpeed Doubler 8.1.2の同時使用も出来ないと記載されています(2。 仮想メモリのみ使用、もしくはSpeed Doubler 8.1.2のみの使用環境において、ROAM1.2b2は動作します。また、Macsbugの組み込みも必要なくなったと言うことです。Macsbugはバックグラウンドで動作するので処理速度に問題が有ると記憶しています。現在はまだβバージョンであり、万人に勧められるものではありませんが、速度向上は期待できます(3。これからの発展に期待しましょう。ToolBoxの内容をRAMにコピーする場合、その部分が仮想メモリによってスワップアプトするという悪夢から解放されるには、仮想メモリによってコントロールされない領域に内容をおく必要があります。現在作者はこの部分と格闘しているようで、標準のVM、RAM Doubler、Speed Doubler(これもエミュレーションコードなどの高速化のために特殊な領域にメモリを確保しているはずです)の3つの、限られた組み合わせで、コードが正常に動くように工夫している最中と思われます。 温度アンケートは継続しています。あなたの持っているパワーブックが異常に熱く感じたら、Die-Junction温度を測定してみて下さい。誤差を含む結果であれ、標準偏差から大きくはずれている場合は、何らかのトラブルかもしれません。投票していただいた情報は、定期的に集計、処理してグラフ化しています。どうぞ参照してみて下さい。
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PowerBook DVD-Video Kitが国内で入手しにくい状況は、暫く変わりそうにありません。橋本廉太郎氏はMacresqから購入できたことを知らせてくれました(1。橋本氏がMacresqとやり取りしたメールの一部を、許可を頂き掲載します。
橋本氏は、注文後4日間でPowerBook DVD-Video Kitを手に、費用は運送費を含め$535(1,(2であると報告しています。保証の問題などつきまといますが、一つの選択子であることは間違いないでしょう。
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DVD Videoを視聴するにあたり、CPUの能力はその20%も使わないようです。プロセッサスピードを強制的に25%に下げても特に途切れることなく再生することが出来ました。しかし、PowerBook DVD-Video PC Cardの消費電力は1.5wであり、明らかに発熱量は上昇しています。 PowerBook DVD-Video Kitの国内販売についてApple Storeに対し電子メールにて打診しました。本日その回答が有りました。内容は以下のようなものです(1。一部省略
海外のオンラインショッピングストアでは、PowerBook G3 SeriesのDVDモデルに、DVDソフトの無料クーポンをつけるなどの、在庫処分にもとれる動きがあります(2。日本での正式販売は何時になるのでしょうか?
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日本国内では入手がまだ難しいPowerBook DVD-Video Kitですが、五州商会の好意で最も入手が困難であるMacintosh PowerBook DVD-Video PC Card for the PowerBook G3 Series(with Apple DVD Player software)M6664LL/Aを手に入れることが出来ました。 PowerBook DVD-Video PC Card for the PowerBook G3 Series(with Apple DVD Player software)M6664LL/Aは既にDVD-ROM Expansion Bay Moduleを所有している人のために用意されたキットで(1、カード、ソフトウェア(CD1枚)、保証関係書類2枚がついた非常に簡素なものです。PowerBook DVD-Video Kit(M7164LL/A)は、M6664LL/Aに比べると入手がしやすい様です。
さて、画質ですが、こま落ちはありません。前に問題にした櫛形ノイズは(4、どうしても残るようです。しかし、殆ど気になりません。横にパンするような場面でやや気になる程度です。 Zoom video経由で表示されるので、MacOS側のガンマ設定や、ColorSync設定は無視されます。同じ理由から画面キャプチャは出来ません。バックグラウンドでの動作は、日本語変換などを行うと、大幅なストップモーションになり、音声もとぎれます。画面を脇にワープロを打とうという用途には、向いていません。もちろん手を休めれば、普通に視聴できます。 音声はクリアーですが、DOLBY Digital(AC-3)をDOLBY PRO・LOGICダウンミックスしてあるので(5、台詞の聞きづらさはありませんが、雑踏シーンでの広がりや、音源の定位は不十分です。しかし、思ったよりも内蔵スピーカーとの相性は良好です。DOLBY Digital(AC-3)では、センタースピーカーに台詞を重点的に割り当てるため、センタースピーカーの設置場所に苦労します。結局ディレイなどでも違和感が強いため、防磁スピーカーを購入してテレビ画面のすぐ上もしくは、すぐ下に設置せざるおえません。ポータブルDVDプレイヤーで画面付きの製品がパナソニックやパイオニア(OEM)から実売10万円強ぐらいで手に入る現在、8万円近いオプションとしてのDVD再生環境がいかがなものか、と異論を挟まれる方もおおくいらしゃると思います。それでも14インチ大画面でバッテリー駆動出来るDVD Video再生環境は、移動の難しいDVDセットワイドテレビにデジタルサラウンドプロセッサー、5チャンネルアンプ、5個のスピーカー、スパーウーハーなんて、一度セッティングしたら動かしたくありませんよね。と対照的な手軽さが、なによりも良いことと思うのは私だけではないと思うのですが・・・ご意見お待ちしています。
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Medical macintosh (c) 1998,1999,2000,2001,2002
Written/Edited by Y.Yamamoto M.D.
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