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以上より両群の間に8度の温度差が存在する仮説が成り立つ。(p<0.05) 次にこの温度(Tj) について計算式を展開する。 {
Tj
266=Ta+Tr+(θjc+θint+θsa)×Pd
266
Tj
300=Ta+Tr+(θjc+θint+θsa)×Pd
300
消費電力(Typical)(6、(7、既知の定数(8、仮説温度差を代入する。
8=(2.2+1.0+θsa)×(5.7-3.4) 従って、ヒートシンク熱抵抗θsaは、θsa=0.278 この結果はこのまえ計算したときよりも大変小さな値になりました。温度差の仮説をもっと緩やかなものにすればこの数字は大きくなりますが、結果的には予想温度はさらに高くなる結果となります。 次にLombardが400MHzのチップを搭載したとして、Tjを求める。MOTOROLAのアルミ製でTypycalの省電力が5.8W(9,IBMのLonestarで4.1W(10であり、予想Tjはそれぞれ、 Tj MOTOROLA400=69.167+3.478×2.4=77.514 Tj IBM400=Tj 300+(θjc+θint+θsa)×(Pd IBM400-Pd300) Tj MOTOROLA400=69.167+3.478×0.7=71.602 結論:以上よりPowerBook G3 Seriesと同じ程度の筐体に入れるとそれぞれ77度、71度が予想される。 これは1月から3月までの寒い時期に集めたデータを基にした数値であり。動作保証環境温度はPowerBookの場合10度から35度(11であるため約20度は上昇する可能性があると考えると・・、Lonestarを搭載するとしても、そのTj保証温度は105度である必要があるようです。
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Microsoft Office 98 アップデータ 2が発表されました。今回のアップデートは前回のMacOS 8.5対応プログラムに含まれる内容に加えて、Office 98 アプリケーションで作成された書類に独自の識別番号が挿入される、というセキュリティ保護に関する潜在的な問題を解消するための修正が追加されたものです。 この「セキュリティ保護に関する潜在的な問題を解消するための修正」というわかりにくい表現ですが、実際にはもう少し根が深い話のようです。 これは既にMacintosh トラブルニュースで3月13日に取り上げられたセキュリティ問題であり、Office製品群で作成されファイルに、ハードディスクのディレクトリ構造などのパーソナルデータが組み込まれてしまう、行き過ぎとも言えるファイル識別の仕様(1を改めたということです。確かにアップデートすると、付加されていたこれらの情報が無くなることを確認しました。UUIDと言われる、時間とイーサインターフェースのMACアドレスから合成された識別記号が(2、はたしてどうなったかまでは確認が出来ませんでした。 また、ATIからもATIユニバーサルインストーラー3.3日本語版が出ていました。しかし、相変わらずPowerBook G3 Seriesなど、ロジックボードに組み込まれたRage LT Proを正しく認識することは出来ないようです。日本語版だからと言ってあえてインストールし直す必要はないと考えます。
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さて、その処理速度でありますが、現行のCitiDISK for Mac 2.5"版はCardBus非対応製品であるため、処理速度はやや遅くなります。(fig.3) fig.3 IBM Travelstar 8GS(DYLA-28100)を組み込みHFS+でフォーマットしたときの処理速度。 内蔵ハードディスクと比較すると約4割弱の処理速度となります。今後CardBus対応製品が夏頃予定されており、さらなる処理速度の向上が見込まれます。ただしバックアップ用途としては大変値段のこなれた同製品は購入を考えてもよいかと存じます。特に4月30日から5月8日までの特別期間において、Amuletで通常価格14800円が12800円(税別)だそうです。 このほかのCardBus対応製品として、今後Ultra Wide SCSI CardBus PC CardとしてラトックシステムのREX-CB32Pが5月21日に発売される予定です(4。PowerBook G3 Series自体はモデル寿命末期となりましたが、その基本性能はこれからも十分通用するものであり、これらの製品を利用することでもう少しその寿命を長引かすことは可能でしょう。
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Medical macintosh (c) 1998,1999,2000,2001,2002
Written/Edited by Y.Yamamoto M.D.
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