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22日ごろからPowerBook G3 Seriesの本体受注が停止され(1、いよいよ新機種の発表が近づいてきた模様です。そうなると、PowerBook G3 Series用周辺機器の入手はいよいよ難しくなると言わざるおえないでしょう。 次期LombardはExpansion Bayのデザイン変更が噂されているため(2、これらExpansion Bay Unitの継続購入は難しいと思われます。消耗品であるThe Lithium Ion (Li-Ion) battery for the PowerBook G3 Series (M6385)や、まだ供給が安定しないPowerBook DVD-Video Kitは今の内に押さえておくアイテムかもしれません。 さて、これまでもPowerBook DVD-Video Kitの入手経路については、国内取り扱い店舗への問い合わせ情報としていろいろ御紹介して参りました。海外サイトからの直接購入は、Outpost.comからは拒否されるなど一筋縄ではいきませんでした(3。そうしたなか、例えばMacresqからの輸入や(4、今回御紹介するBottom Line Distribution(5から購入が可能であるようです。 Bottom Line Distributionから今週PowerBook DVD-Video Kitを受け取った内山 孝憲氏によると、価格は $499.99 + 3.25 (保険) + 37.88 (送料) と税金 1700 円で、今週の月曜日夜に注文し23日には手元に届いたそうです(6。情報ありがとうございました。
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先日QuickTime 4.0 Preview Releaseが発表され(1既に組み込まれた方も多いかと思います。 インターネット放送に適するストリーミング技術やMP3のサポートなど基本部分の拡張が行われました。 同時に、インターフェース部分のドラスティックな変革が行われました。賛否両論有るとはいえ、DVD Playerのインターフェースに似た、凝ったものになっています。 fig.1 QuickTime Player Controller 質感の高いインターフェースは歓迎しますが、PowerBookのような狭い画面で大きなムービーを再生する場合はget infoのControllerをNone Movie Controllerに切り替え、シンプルなウインドウ表示に切り替えた方がよい場面も少なからず存在するようです。 fig.1を見てお気づきの方もいるかと存じますが、現在のPreview Releaseでは日本語を正しく表示することが出来ません。ちょっとしたリソースの変更で日本語表示が可能となります。改変する場合は自己責任のもとに実行してください。 fig.2 QuickTime PlayerのリソースをResEditにて開いた図。ウインドウの下の部分です。 QuickTime PlayerのリソースをResEditにて開き、Txtrリソースをオープンします(Fig.2)。
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結論は残念ながら、前にフロッピーケースを用いて検証を行った時と同様(2、物理的にPowerBook G3 Series用Expansion Bayに適応するケースに入れることが出来ませでした。もちろん、取り外さないという仮定の下に内蔵させることは可能でしょう。それではExpansion Bayの交換機能を殺すことになり、無意味であると判断し今回の試みは中止いたしました。
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The PowerBook Zoneが16日伝えたリーク情報によりますと、Lombard(PowerBook G3 Seriesの後継機)には新しいDVDビデオシステムが搭載されるそうです。 この記事によると、DVD Moduleそのものに変更があり、もっと薄型が搭載されるとしています。また、これまで必要としていたMPEG-2 Decoding PCカードの代わりに、Lombardに内蔵される新しいチップセットが完全に取って代わることで、PCMCIAスロットが一つ開くとも述べています。 またLombard用のDVD Playerとして現在のDVD Playerが1.1から1.2へバージョンアップし、これはサポート対象機種の拡張のみで現在との違いはなく、MacOS 8.6に付くとも説明されています(1。 現在のDVD Player関連のソフトウェアを調査すると、DVD Decoder Libraryの中に”C-Cube Microsystems ZiVA-PC code(v1.10)”、”C-Cube Microsystems ZiVA code(v2.21)”の二つのドライバーのリソースが存在します。また、機能拡張ファイルであるDVD PC Card Enablerの内部にもDiVAの文字が存在します。このことから、Apple DVD-Video PC Cardの中にはC-Cubeのチップが入っていることが予想されます。おそらく160pinのフラットパッケージで、1チップMPEG2デコーダあるDiVA-DS System Decoderが搭載されていると思われます(2,(3。それなら例えばGatewayのSOLO9100の様にこのチップを最初から本体内部に組み込めば(4新たにドライバーの変更はいらないはずです。バージョンアップが必要であるのならそれとは別の方法でMPEG2デコードをしていると考えるのが自然でしょう。 これまでのAppleとATI Technologies Inc.の関係を見てくれば、最新のチップをPowerBookに搭載してもおかしくはないはず。そこで前にも紹介(5したRAGE Mobility-M1の搭載がいよいよ濃厚になったと考えるのは無理なことでしょうか。このチップはATI RAGE LT Proとピンコンパチブルで、ソフトウェアもアッパーコンパチブルであり、さらに4MByteのDRAMをチップ内部に搭載。MPEG2のハードウェアデコードをサポートしています(6。Lombardがそこまでやってきています。きっと世界最速のノート用アクセラレーターチップであるRAGE Mobility-M1を搭載し、8MbyteのグラフィックRAMを確保、しばし忘れられていたマルチモニタ環境を取り戻し、名実共に「折り畳みワークステーション」の名を欲しいままにするでしょう。 |
Medical macintosh (c) 1998,1999,2000,2001,2002
Written/Edited by Y.Yamamoto M.D.
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