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8/Sep

BOOSTER PBG3

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080_INTERWAER BOOSTER PBG3

081_INTERWARE BOOSTER PBG3

初公開となるINTERWARE BOOSTER PBG3のプロトタイプ。開発は1999年から行われていることが判る。

画像はINTERWARE社の許可を受け、特別に撮影したもの。INTERWARE社への問い合わせはご遠慮いただきたい。(写真転載は不許可と致します)

NEW2002年9月4日

既に2000年12月14日にお知らせした通り、INTERWARE社は東京地裁に破産申し立てを行い、現在活動を停止している。2002年9月から同社のパッケージデザインを手掛けたYamamoto Design Officeの山本氏が、法的な問題を調整し、ページを公開している。

ここでは同社ユーザーの便宜をはらうため、古い製品のドライバーを公開している。

082_BOOSTER PBG3 prototype

Prototypeは数種類存在し、実働する。cacheにはアクセス速度4nsのものが使用され250MHzの駆動に耐える。搭載されるROMは、一枚一枚張り替え作業が必要だが、基板は一から制作されている。

画像はINTERWARE社の許可を受け、特別に撮影したもの。INTERWARE社への問い合わせはご遠慮いただきたい。(写真転載は不許可と致します)

082_BOOSTER PBG3 prototype (obverse)

083_Original CPU Daughter Card(300/150)

問題のMasked ROM。INTERWARE工場内で、ROMが剥がされ、残ったカードは確実に顧客に返却されると言う。そのままでは使用できないが、万が一の故障時、ROMを戻すことで復活することも、有償ながら可能であるという。

083_Original CPU Daughter Card(300/150)

084_BOOSTER PBG3 prototype (reverse)

084_BOOSTER PBG3 prototype (reverse)

プロトタイプのBasスピードは83MHzと66MHzのどちらでもテストできるように83MHzのMPC106が使用されていた。しかし、PCIバスの整数倍である66MHzに比べ、83MHzは発熱の割に性能向上は少ないという。

画像はINTERWARE社の許可を受け、特別に撮影したもの。INTERWARE社への問い合わせはご遠慮いただきたい。(写真転載は不許可と致します)


ありがとうございました。本日確実に届けることが出来ました。総数、実に587名となりました。

都内某所にてINTERWARE社のBOOSTER担当者と直接お話しする機会を得ました。そのご報告をしたいと思います。

Q:発売する予定はありますか?

年内の発売を目標に、日夜開発を進めています。

Q:価格はどのくらいでしょうか。

今は原価計算も済んでいません。具体的な数字はお話しできませんが、皆様方が予想されている数字はいい線です。

Q:どの程度の性能を予定しているのでしょうか?

466MHzか500MHzかはまだ決定していません。ただし、性能を考えキャッシュスピードはCPUのクロック数の半分であるということは決定しています。

Q:ということは、500/250もしくは466/233であるということでしょうか?

そう考えて下さってかまいません。両者の性能差はわずかです。

Q:ROMの張り替えのための工期はどのくらいでしょうか。

輸送時間がどうしても必要ですので、1週間弱は必要と考えていますが、その間PowerBookが使えなくなるというのは、大変なハンディですので、現在もっと良い方法がないが検討しています。

Q:ROMを取り外したあとのオリジナルカードはどうなりますか?

お客様のお手元にお返ししようと考えています。

Q:それは、例えばアップグレードカードが故障した場合、もとのカードに戻せることを意味していますか?

カードにはROMが付いていませんので、そのままでは駆動しません。もちろん、アップグレードカードにはしっかり1年の保証はつけますが、数年後の故障の場合など、有償でROMを元に戻すサービスを行うことは約束できます。

Q:製品はある程度出来ていますか?

プロトタイプをお見せしましょう。

Q:084_BOOSTER PBG3 prototype (reverse)を見ると83MHzのバススピードを目標としているのですか?

PCIバスの整数倍である99MHz(100MHz)にアドバンテージが有ることは認めますが、83MHzのように2.5倍という半端な数字の場合、それほどの効果を認めていません。アプリケーションごとの速度の違いや、安定度、発熱を総合

的に評価し、現在最後の調整を行っています。

Q:081_INTERWARE BOOSTER PBG3を見ると既に1999年から開発が行われいるようですが、一番開発に苦労している部分は何でしょうか?

発熱です。性能と引き替えに有る程度の発熱は仕方がありません。発熱した状況で安定動作する製品を得るため努力しています。

Q:最後にアップグレードカードを待っている人たちに一言ございますか?

例えば、我々が設計したLSIの不良率が1:20000という実績があります。INTERWAREは品質管理に自信を持っています。100台のPowerBook G3にBOOSTER PBG3を装着し、98台が正常に動作する状態では満足できません。100台が正常に動作する製品を目指し、その目標が達成したとき、みなさまの手に、確実に届けるとお約束します。本日頂いたみなさまの意見は、われわれにとって大変な励みになります。完璧なものを目指し、もっと努力いたしますのでもう暫くお待ち下さい。

(2000年9月7日、都内にて)

この件について、インターウェア社に問い合わせはご遠慮下さい。続報があればここで御紹介することをお約束します。最後に署名にご協力いただきましたみなさまに御礼を申し上げます。みなさまの署名が無ければ、Prototypeの公開は無かったでしょう。

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Medical macintosh (c) 1998,1999,2000,2001,2002

Written/Edited by Y.Yamamoto M.D.

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