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1994年当時、当時既にマザーボードはPCIバスが主流になりつつありましたが、まだPCIのSCSIインターフェースは安定性に欠けていました。RAIDを搭載するにはEISAバスが必要だった時代です。 移行期に僅かに存在した、PCI/EISAマザーボードにDPTのSCSIインターフェースを組み込み、NeXTSTEPを動かしたのはもう5年前になります。(Fig.1)
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XcarEt Media Bay Hard Drive(fig.1)はPowerBook G3 Series 1998のExpansion Bayで使用できるハードディスクです。そのインターフェースは内蔵ハードディスクと同じ左右のHeathrowを使っているため、現状で利用できる最大のスループットを実現しています1)。これ以上のスループットを利用するにはiBookやPowerMac G4で新しく採用されたKeyLargo(I/O controller)のATA-662)を利用する必要があります。最近の2.5inch IDE HardDiskの中にはメディア・コントロール基板間のデータ転送速度がHeathrowの最大転送速度の16.6Mbyte/secを越えるものも出始めています。
fig.3 絶縁や子どものいたずらからの防御のために半透明のカバーで保護されている。
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iBookのDeveloper Noteが昨日再掲載されました。iBook発表当時、数日間AppleのDeveloper Siteに公開されていましたが、その後長い間消去されていたものです。細かい部分ですが変更の有った部分を箇条書きにして見ました。
fig.1 iBookのブロック図 確かに大きな変更は有りません。しかし、全編からFireWireの表記が削除されたのは気になります。Uni-North ICと呼ばれるカスタムチップは、PowerMac G4 450(Swatooth)でも採用されたものです。2×AGPバスが利用できるApple初のPCI Bridge/Memory Controllerですが、その存在意義は旧iBook Developer Noteにあるように、より少ないチップでFireWire,100Base/T,AGP,PCIを実現することです。今回FireWireの表記が削除されたのが、このUni-Northから論理レイヤーが削除された、もしくは不良が見つかったと考えるのではなく、iBookが拡張の出来ないアーキテクチャを採用したため、今後増設不可のFireWireの表記があるのは不適当だとして削除されたと考えたいものです。
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