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27/May

FAQ: Broken Clutch

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Q:液晶パネルのヒンジにがたつきが出て倒れてしまいます。どこを締めればよくなりすか?

004_Symptom of broken clutches

004_Symptom of broken clutches

Clutch/Branceが金属疲労で壊れると、液晶パネルにぐらつきが出る。症状が悪化した場合は、写真位置で液晶パネルを保持することが出来ず、重力で開いてしまう。

Broken clutches cannot hold the display.

005_Broken left Clutch

Clutchと呼ばれるパーツも12.1inchと13.3inchモデルと、14.1inchモデルでは別のものが使用されている。構造に大きな違いはない。写真では左のクラッチの一部が金属疲労で壊れ、内部の積層された金属部品が一部脱落している。本来は右側のように金属で覆われている。

Clutch/Brance parts number are 922-3465(left),922-3409(Right) for 14.1'. Other displays will vary,but all will have similar components. Phot:Broken left clutch.

005_Broken left Clutch


A:残念ながら締め直しで改善できません。005_Broken left Clutchはヒンジの根本にあるクラッチの写真ですが、鋳造部品の一部に金属疲労が発生し、クラックが入っています。特に酷い場合は写真の左側のように一部が損壊し、内部の金属部品が脱落している場合すらあります。

修理にはこの部品の交換が必要となりま

す。部品のみの販売は行われていないので、破損部品を下取りに出して、サービスプロバイダーでの修理を受けることになるでしょう。PowerBook G3 Series 1998の14インチモデルの場合の見積もり例は*1

922-3465 Clutch/Brance,
\2,500

922-3409 Clutch/Brance \2,500

技術料 \10,000

消費税と合わせて15750円の費用が必要となります。


*1Refresh Build〜Clutchの故障〜

11/May

FAQ: SCSI with PISMO

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Q:PowerBook (FireWire)にSCSI機器を接続したいのですが、選択枝は?

001_REX-CB32P Kit

001_REX-CB32P Kit

REX-CB32Pのパッケージにはカードと、2本のSCSIケーブル(高密度50pin SCSIケーブルと68pinケーブル)が同封され、フォーマットソフトとしてB's Crew 2.1が付属する。CardBus規格であるため32bit、33MHzのインターフェースを採用し、RISCコントローラを内蔵する。Ultra Wide SCSI接続では最大40MB/secのデータ転送速度があり、Hostとの最大転送速度は132MB/secである。

The REX-CB32P kit contains the Ultra Wide SCSI CardBus PC Card,two SCSI cables (High-density 50 pin cable and High-density 68 pin Ultra Wide SCSI cable),the support software for MacOS and the document. This card has 32-bit data Bus and supports Bus-mastering data transfer. 40MB/sec data transfer rates on the Ultra Wide SCSI bus. Data Transfer Rate: Up to 132MB/sec between host and REX-CB32P.

 

002_PowerDomain SlimSCSI 1480

PowerDomain SlimSCSI 1480にはUltra SCSI CardBus PC Cardと高密度50pinスカジーケーブル、そしてSCSI ProbeとPowerDomainコントロールユーティリティソフトウエア、説明書が含まれる。REX-CB32Pと同様、32ビットインターフェースを採用し、バスマスタリングによる高速データ転送を実現する。Ultra SCSI接続でのデータ転送速度は、最大20MB/secである。

The PowerDomain SlimSCSI 1480 contains the Ultra SCSI CardBus PC Card,High-density 50 pin cable, the support software (SCSI Probe, PowerDomain control utility) and the document. This card has 32-bit data Bus and supports Bus-mastering data transfer. 20MB/sec data transfer rates on the Ultra SCSI bus. Data Transfer Rate: Up to 132MB/sec between host and PowerDomain SlimSCSI 1480.

002_PowerDomain SlimSCSI 1480

003_IBM Ultrastar 9ES

IBM Ultrastar 9ESは7200回転、平均シーク時間7.5msのUltra Wide SCSIインターフェースを搭載する極平均的なハードディスク。このハードディスクはREX CB32Pをテストするため購入したもの。

Designed for the workstation, high-performance desktop, and PC server platforms, the 9ES offers fast 7200 RPM rotational speeds and a read seek time of 7.5 ms. The Ultrastar 9ES is currently available 4.5 GB with Ultra-2 SCSI Fast/Wide interfaces. I purchased the Ultrastar 9ES for testing the REX CB32P.

004_date rate of random read accesses

データはいずれもPowerBook G3 300/14で測定した。REX CB32Pを介してUltra Wide SCSIで接続されたIBM Ultrastar 9ESと内蔵のATA接続である。両者に大きな差は認められないのはハードディスクの性能差があまりないからだろう。

I used PowerBook G3 300/14 and measured data. I compared internal DARA225000 with IBM Ultrastar 9ES connected with REX CB32P. There is a little difference between the ATA and Ultra Wide SCSI.

004_date rate of random read accesses

005_date rate of random write accesses

005_date rate of random write accesses

Random Writeアクセスのベンチマーク。Ultra Wide SCSIにおいてキャッシュが有効な64Kbyte以下のデータ転送で20Mbyte/sec以上の速度がある。

A benchmark of Random Write access. Ultra Wide SCSI data transmission which cache memory is effective for is more than 20Mbyte/second


PowerBook G3 Series 1999と1998にはそれぞれSCSIインターフェースが内蔵されています。最大データ転送速度は5Mbyte/secで、高速CD-Rの書き込み時にトラブルが報告されるなどマイナスイメージもありますが、何より最初から付属してるためスキャナの使用やプリンターの接続など重宝する場面も少なくありません。

しかし、PowerBook (FireWire)からはSCSIインターフェースが省略されました。これはKeyLargo(I/Oインターフェースチップ)からSCSIが省略されたためです。もはやPowerBook (FireWire)でSCSIインターフェースを使用するには、なんらかの装置が必要なわけです。

すぐに思いつくのがCardBus PC Cardでしょう。代表的なものに001_REX-CB32P002_PowerDomain SlimSCSI 1480があります。特に後者はPowerBook (FireWire)発売と時期を同じくして発表され、またニュースサイトでSlimSCSIのリリースをヒントにしてPowerBook (FireWire)にSCSIが省略されることを予想されたりしたので、印象が強いです。

しかし、実際にPowerBook (FireWire)で安定使用するにはMacOS 9.0.4のリリースとドライバーのアップデートを待つ必要がありました。出鼻をくじかれた格好になってしまったわけです。現在はこれら二つのアップデートを施行することで一部を除き、安定しているそうです。

J-Mac OS 9.0.4 Update
PowerDomain SlimSCSI 1480ドライバ Jー1.1

002_PowerDomain SlimSCSI 1480が最大20MB/secのUltra SCSIをサポートするにに対し、最大40MB/secのUltra Wide SCSIをサポートするのが001_REX-CB32Pです。2000年5月にドライバーのアップデートが行われ、カードを挿入したままスリープしてもフリーズしなくなるなど、着実な進化をとげています。

REX-CB31P用ドライバアップデート
REX-CB32P用ドライバアップデート
005_date rate of random write accessesにはPowerBook G3 300/14(wallstreet)を使って、Ultra Wide SCSI HardDiskである003_IBM Ultrastar 9ESの速度を実測したものを示します。40MB/secという規格にはほど遠い値ではありますが、実測転送速度は約22MB/secで、内蔵のATAドライブが15MB/sec付近で頭打ちになっているのと比較すると、外部ハードディスクとしては十分なインターフェースであると確信できるでしょう。

これらのCardBus PC CardにはRISCチップが内蔵され、高度なデータ転送が可能となっています。例えばカードに内蔵されたRISCチップにはScatter/GatherをサポートしたDMAが実装されています。

Scatter/Gatherとは文字通り、ちりじりになったデータを集めることが出来るということです。コンピュータのデータはバラバラに格納されているため、データを転送するときは「集める」という準備が必要です。それをカードに積まれたRISCチップが自分で行い、メモリから転

送したり、SCSIデバイスからバラバラに送られてきたデータを集めてメモリに格納したりできるのです。これとコマンドキュー(命令バッファー)と合わせて、SCSIインターフェースはCPUの負担を軽減します。


かし価格面で不満を訴えるユーザーもいるでしょう。例えばREX-CB32Pは2万5千円前後で販売されています。ハードディスクやMO,CD-Rに速度的に満足の出来るFireWire製品が増えてきた現在、どうしてもSCSIでなくてはならない理由は減ってきています。

fujisawa氏はNikon COOLSCAN IIIをPowerBook (FireWire)で使用したいと考えたそうです。そこで8800円で購入することが出来たLogitecのLUB-SCを試しに使ってみたそうです。

Logitec LUB-SC

この商品はストレージデバイスしかサポートしていないとのことですが付属のUSBエミュレーションドライバでCOOLSCAN IIIが使用できたそうです。他のスキャナーが動くという意味ではありませんが、選択枝のひとつにはなるでしょう。


謝辞:fujisawa氏へ情報ありがとうございました。

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メディカル マッキントッシュ

medical macintosh (c)
1998,1999,2000,2001,2002,2003,2004
Written/Edited by Y.Yamamoto M.D.
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