Mac OS Xパブリックβの公開まで10日を切りました。果たして日本語版も同時に発表されるのか?、処理速度は?などの不安材料は沢山あります。しかし、パブリックβの公開が行われれば、これまで守秘義務のため発言できなかった多くの識者からの情報発信が行われ、知っている人と知らない人の溝が急激に埋まるのは確かでしょう。
旧NeXTユーザーにとっては、インターフェースがどの程度マックよりになったのか?が大きな関心事の一つです。今日はその一つ、Dockについて触れてみようと思います。
DockとはNeXTでは画面の右端に縦に並んでいるランチャーです。NeXTアイコンを筆頭に縦に整列し、ネクストアイコンをドラッグすると縦方向だけ移動することが出来ましたが、基本的には移動せず、よく使うアプリケーションや文章などを並べておく場所でいした。
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アプリケーションが起動していない状態では、アイコンの下に小さなドットが3つ並んでおり、ほかと区別出来ます。アイコンをデスクトップ側にドラッグすると、ディム表示になり、そのまま離すと登録が解除される仕組みです。場所は移動せず、慣れていれば目を閉じてもソフトウェアをフォアグラウンドにもってくることが出来ます。
Dockに登録されていないアプリケーションが起動されると、今度は画面の下に沿って、左側から一つずつアイコンが並びます。アプリケーションを終了すると消えてしまうところがDockと違いますが、歯が欠けたように消えるので起動中のプログラムのアイコン位置に変化ありません。最小化したウィンドウもここに表示されます。
MacOSのアプリケーションウィンドウに近い動作をしますが、アプリケーションウィンドウはプログラムを終了させるとその部分が詰まって表示され、アイコンの位置が刻々変化するところが違います。
Mac OS XのDockはどうなっているのでしょうか。001_Mac OS X DockはAppleが公開してる資料をもとにDockを再現した図です。
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