このたび共著という形でPowerBook G4の書籍を書きました。私が担当したの第2章から第5章までです。

第2章　PowerPC G4の実力は本当か！

• PowerBook G4の内部構造
• PoerPC 7410とPowerPC 750の違い
• AltiVecの概要
• スーパーパイプラインによる駆動周波数の向上
• スーパースカラ化
• 高速化とベクトル演算
• AltiVecの独自性
  • Intel MMXテクノロジのと差違
  • Intel Pentium3のSIMD命令との比較
  • Intel Pentium 4のSSE2命令との比較
  • AltiVec
• メモリサブシステムの違い
• L1キャッシュ周辺
  • 命令用L1キャッシュの改善
  • データ用L1キャッシュまわりの改善、Load Fold Queueユニットの新設
  • MPX Busの採用とその効果
  • 3-state MEI coherency protocol
  • 5-state MERSI coherency protocol
  • G4とMPX Busの場合
  • 高性能G3との比較

• PowerPC 7451とPowerPC 7410
  • 実行ユニットの増加、細分化とパイプライン段数の増加
  • PowerPC 7410のインストラクションフローダイアグラム
  • PowerPC 7450のインストラクションフローダイアグラム
  • 7451/667MHzと7410/500MHzのパイプラインレイテンシ
  • オンダイL2キャッシュの搭載

第3章グラフィックサブシステムについて

• AGPの採用
  • 4×AGP
  • グラフィックアクセライター
  • NVIDEA GeForce2Go
  • ATI MOBILITY RADEON
• PowerBook FireWireとPowerBook G4の比較
  • PowerPC G4とグラフィック表示
• 最新PowerBook G4の性能とATi MOBILITY RADEO
  • HydraVisionについて

第4章　インターフェースの変遷とハードディスク性能

• I/Oコントローラーの変遷
  • PowerBook G3 Series
  • PowerBook G3 Series 1999
  • PowerBook 2000 FireWire
  • PowerBook G4
• PowerBook G4 Gigabit Ethernet
  • FireWireの速度
  • PowerBook G4 Gigabit Ethernetの問題点

• アプリケーションによるベンチマークテスト
• 磨きのかかったAltiVecエンジン
• PowerBook G4のハードディスク選択

第5章　メモリ・AirMacカードの増設・ハードディスクの換装

• メモリの増設方法
• ファームウェアアップデートとメモリの増設に関して
• PowerBook G4のハードディスク換装およびAirMac装着手順
• AirMacカードの取り付け
• ハードディスク換装

目次をざっとあげてみました。須山氏が第一章を担当し、材料に関する知見をよせてくれています。

広文社 ISBN: 4877780831

2200円もしますが、内部で使用したイラストもデザイナーに任すことなく、高解像度で作成しなおしたものです。おそらく初版で終了してしまいそうですので（笑）、お買い求めの折りはよろしくお願いします。

MacTreeの岸田様や、お宝鑑定団のDanbo様からは「誰が読む本なの？」ときびしいご感想を頂きました。まさにその通り、PowerBookの中身を知っていても、あまり役にはたたないかもしれません。チップセットの多くが専用チップで、シングルベンダーのPowerBookの中身を題材にした本はあまりないのも確かです。興味のある読者の購読をお待ちしております。なにとぞよろしくお願い申し上げます。

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Macworld Tokyo 2002が終了しました。おつかれさまでした。これまでのMacworldの初日は平日でしたが、今年は休日でしたので初めて基調講演を生で見ることが出来ました。発表自体は値上げが目立ち、Cinema HD Displayの発表は陰に隠れてしまった感がありましたが、十分楽しめました。なによりAppleに期待する人がこんなにたくさんいたのだと実感し、共感できただけで満足です。

USBが搭載されただけのPCを横目に、USBを積極的に使用する先鞭をつけたのはiMacでした。Bluetoothをあのような形ではありますが、積極的に取り入れるところなど、まさにAppleを象徴していると感じました。

今年は見るだけではなく、ConferenceのSpeakerとして参加させて頂きました。準備に手こずり、けして最適な状況でのプレゼンテーションとは言えませんでしたが、他のSpeakerの先生方とも有意義な議論ができて、大変勉強になりました。

また、今年も多くのサイトオーナー、読者の方と直接お会いができて、大変楽しいひとときを過ごすことが出来ました。特に、User Groupのみなさまには大変お世話になりました。来年はお手伝いが少しでも出来ればと考えております。

また、今月末に共著の形で参加させて頂きました書籍が販売されます。本来、去年の4月下旬に販売されるはずの本で、既に旬が過ぎてたものではありますが、PowerBook G4の内部構造を中心に、PowerPCのアドバンテージについて、新たに書き下ろしたものです。内容的に非常に偏り、「だれが読むの？」と厳しいご感想を頂きましたが、確かにその通り。非常にバランスの悪い内容です。それでも、図版などもデザイナーに任せず、高解像度向けに作成しなした物を多数用意し、ずいぶんと力を入れてしまいました。とてもレアな本になりそうですのでお早めにご入手いただけると幸いです。（発行部数も少な目に設定されているもようです）発行元は光文社で、一部の書店に月末に並ぶとのことです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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最後に、Conferenceに参加されたみなさま、準備をお手伝いしてくれた真木@アルファメディア様、Speakerの機会を与えてくださった山崎@アップル様、ありがとうございました。ホテルの部屋を提供してくれたDANBO@お宝鑑定団様、ほんとうにお騒がせしました。JOE副会長@ALWAYS MACINTOSH様、飯嶋@パワーブックニュース様、岸田@Mac TREE様、大西ご夫妻、mitunobu@こだわりさんのお部屋先生、chewing@こだわりさんのお部屋様、UGのみなさま、大変お世話になりました。いつもいろいろ応援してくれる岡野様、Gauche＠Gauche's web pages様、またお会いしましょう。本当にありがとうございました。

Internet Explorerは大変便利で使いやすく、アクセスログを見ても多くの方が使用しているアプリケーションです。

便利で高機能である反面、そうした機能を悪用される危険性もあります。セキュリティーホールと呼ばれる、配慮の不足があります。今回ご紹介するものは、準備をしなければ悪意を持ったweb公開者に、あなたのMacintoshをコントロールされてしまう可能性のある危険なセキュリティーホールです。その内容については触れません。

ここでは、当面行える簡単な対処法のみご紹介します。

4/Feb 2002　セキュリティホールの内容については修正ファイルがリリースされていればご紹介するのが筋ですが、まだ修正ファイルがリリースされていないため、あえて記載されているリンクを削除いたしました。

MacOS 9.xでの対処方法

対処1

デスクトップにあるハードディスクの名称が「Macintosh HD」のままの場合、あなたの好きな名称に変更してください。

Internet Explorerの初期設定のダウンロードのオプションで、ダウンロードフォルダをご自分の好きな場所に移動しましょう。

対処2

StuffIt Expander（多くの場合Applications (Mac OS 9)のインターネットユーティリティの中にあります）をクリックし、メニューから環境設定を開き、「ディスクイメージをマウント」のオプションをはずしてください。

MacOS Xでの対処方法

この問題はありません。

旧聞であればご容赦ください。ただ、簡単な対処法で、ある程度この問題に対処できます。IEの使用を中止するか、対処することをおすすめいたします。